表2 曲面・テーパーの拾い方 |
部位・形状 |
拾 い 方 |
円形の丸柱 |
完全円であれば見出し表面uを計算すればよい。フリー曲線の場
合いは、曲線に糸長さの幅を合計し、それに高さを掛けてu数を出 出すか、または柱全体の幅X高さで1本当たりの単価を入れてもらっ
ても良い。ただし図面はなるべく大きい1/20くらいのものがほ しい。すべて石厚みがどのくらいまで納まるかを明示する。 |
入口天井のアーチ |
額縁は平物で加工できる場合があるので,図を描いてメートル単価か
1箇所単価にする。天井の曲線は内Rの場合が多いから、外R に変化する部位は別に1力所単価にしたい。その他はu単位でよい。 |
テーパー |
大きい画積でテーパーが設計されているときはu単価が上昇する。
主として合口関係が特殊加工で費用が増すためだ。部位的なテー パー設計のときは、その箇所だけ引き抜いて、延メートルにする
か、u単価で拾う。見積り計算書に、図示できないときは、必ず テーバー付きの部位があることを明記する。 |
表3 ムク石の拾い方 |
部位など |
拾 い 方 |
階段石 |
板材でなく原石加工した厚物になる。拾い方は、たとえば断面の踏面35cm蹴上15pに長さを掛ければ立方体として拾えるし、延
メートルの積算単位でもよい |
柱下束石関係 |
これは形を図示して1個または1力所の単位がよい |
縁石関係 |
外部ボーダー関係などは延メートル表示 |
飾台石・人形台石 |
飾台石などの原石からつくるムク石は1ヶ所、または1個単位。寸法を明示すること |
規格ブロック |
大谷石などの規格ブロックのムク石材は、1本当りの単価にするか、仕上げの見付けuを計算して出す。 |